プラモデル・ガンプラの基本から学ぶシリーズ!
今回は合わせ目消し。
オーソドックスなタミヤセメントを使用した例です。
「合わせ目消し」準備するもの

- 接着剤 <タミヤ タミヤセメント プラスチックモデル専用接着剤>
- デザインナイフ <オルファ(OLFA) デザイナーズナイフ(刃先角度30度) >
- 紙やすり <GSIクレオス Mr.ペーパーカードタイプ #600 #800>
プラモデルの「合わせ目消し」って?

プラモデルやガンプラのパーツ同士の「合わせ目」。
完成した時にスジのように残ってしまうこの部分を今回は<タミヤセメント>を使って消してみましょう!
まずは、パーツを見て接着剤を塗る部分を確認します。

合わせ目を消さずにプラモデルを完成させるのも全然アリです!楽しく作るのが一番!!
タミヤ タミヤセメント

タミヤセメントには蓋の部分にハケがついています。
接着剤が‘ぽたっと落ちない程度’に瓶のふちできります。
パーツの内側にタミヤセメントを塗ります

合わせ目を消したいパーツの内側に接着剤を塗っていきます。
プラスチックを十分に溶かし、はみでる程の量が必要なため少し多めに塗っていきましょう。
もう一方の面にもタミヤセメントを塗ります

合わせ目を消したいもう一方の面の内側にも少し多めに接着剤を塗ります。
パーツを合体させます

タミヤセメントを塗った左右のパーツを合わせていきます。
接着剤がパーツの隙間からはみ出るように強めに圧迫します。
★手に接着剤がついた状態でパーツに触れてしまうと、その面のプラスチックが溶けてザラザラになってしまうので気をつけましょう!
完全乾燥するまで、2~3日放置します
パーツに隙間が空いてしまう場合は、クリップや輪ゴムで止めます。
★接着剤が完全に乾燥していない状態でこの後の作業をおこなってしまうと、プラスチックがひけて凹んでしまうことがあります。
タミヤセメントを削ります

接着剤をしっかりと乾燥させたら、はみ出した部分を削って綺麗にします。
まずはデザインナイフ<オルファ デザイナーズナイフ>で大まかに削ります。
GSIクレオス Mr.ペーパーカードタイプ #600

やすりで傷を目立たないようにします。
今回は「#600」から始めます!
紙やすりを使用する時は、指は添えるだけ。力を入れないようにしましょう。
力を加えすぎるとやすりの目以上に粗く削れてしまい、大きな傷ができてしまう原因になります。
GSIクレオス Mr.ペーパーカードタイプ #800

次は「#800」を使用します。
やすりの番手をあげると、傷の目が細かくなり綺麗になっていきます。
プラモデルの「合わせ目消し」完了です!

今回はタミヤセメントを使用したプラモデルの合わせ目消しの方法を紹介しました!
他にも合わせ目を消す方法はありますので、パーツや自分にあった方法を探してみてくださいね!

今回の動画はこちら!
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